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タグ別アーカイブ: 3D Scan

フォトスキャンを久々に試してみる

iPhoneで撮影されたJpegレベルの画像でどこまで仕上がるのかを実験してみた。

今回使用したアプリはPhotoScanとContextCapture。

2017-08-11A写真左がPhotoScanで、写真右がContextCapture。

2017-08-11B今回の素材は人物背面がないので全てがスキャンできたとしても横から後側にかけてはデータは生成されない。

◆スキャン時間
・PhotoScan
遅い(精度を下げればそれなりに速くなる)。

・ContextCapture
比較的速い印象。

◆スキャン精度
・PhotoScan
本来は高いはず、だがiPhoneのJpegレベルではNG。
しかしながら素材の画質が悪くても撮影した画像を多く認識、全体をスキャンしている。ただし目の二重が曖昧で大まかにはとれるが細かいディテールは欠損している印象。

・ContextCapture
なかなかの精度、だが画質の悪い人物の左側が欠損していた。
素材の画像をあまり認識してくれず、少々素材に対してのチェックが厳しい印象。だがスキャンされたモデルはメリハリが効いていて目の二重や口元の仕上がりはいい感じに思える。

◆感想
今回のiPhoneのJpegレベルの場合の2つのアプリの印象は以下のようになった。
写真素材を多く認識させ欠損部位無しを狙いたい場合はPhotoScan。多少部位が欠損しても対象の大まかなディテールはしっかり押さえてスキャンしたい場合はContextCaptureなのかな、っと思う。

ただし、結局どちらをチョイスするにしても大掛かりなデータのブラッシュアップ作業が必要となる。

PhotoScanはノイズが多いためZBrush等で使い消さないといけないし(PhotoScanの機能でノイズを消そうとスムースをかけると必要なディテールまでもが無くなってしまう)、ContextCaptureの場合は欠損部位が発生するリスクが大きいためZBrush等で補完作業が必要となるかもしれない。

個人的に今回の2つのアプリは”現状のiPhone等のJpegレベルでは無理がある”って感じ。モデリングの資料的としリファレンスレベルに留めるか、大幅に手入れをおこなう前提のベース用のモデルとして活用する以外にないかも。

最後に、、、
今回のスキャンアプリに関する感想は素材とした画像の画質に大きく依存している結果なので、iPhoneであっても撮影環境を整備しクオリティーの高い素材を用意することができれば異なった見解となるかもしれない。

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Photoscan系のフリーアプリを試してみた

今デジイチ関係に興味があり、照明等も含めいろいろと環境整備に着手している。

その暇潰しに、無料系のアプリでどの程度3D Photoscanが可能なものか試してみることにした。

2014-10-19

まあ、やっぱりというか、インターフェースが微妙だとか、いくつかアプリをまたぐやら面倒くさい。
他にもアプリを使っている”XXXをインストールを”とエラーを云われ、検索し見つけ出すと、ただのファイル群の圧縮ファイルで、どうインストールするんだ?っと悩まされたり(インストールは、アプリのルートフォルダーに特定のファイルをだだ抽出しコピーするだけだった・・)、いろいろとキュメントが微妙だったりでたいへんだった。

でも、使用されているコアプログラムのアルゴリズム等のベースは、市販されているアプリのものとベースは同等。
使い方次第ではそれなりに使用に耐えるものと思う。

・・・市販されているアプリのPhotoscanとかも、ネット上で公開されているコアプログラムに使いやすくインターフェースを作るなど、工夫をしたもの・・・だったように聞いたことがある。

やっぱり市販(有料)されているものは使いやすい! ってことなのかな。

 
 

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Kinectによる3Dスキャンの実践

暇があるので久々にKinectの3Dスキャンをおこなってみた。
本当はアメコミのスポーンフィギュアなんぞをスキャンしたいのだが、、、しょせんはKinect、ショートレンジは反応すらしないので比較的大きな物体を50~60センチ以上の距離をとってスキャンしなければならない。

しかたがないので、とりあえず自分の上半身でも撮ておくことにした。
椅子に座りクルクルと回りながらスキャンを開始、めんどくさいので一発で完了とする。
どのみち修正作業で調整を加えるので完成度は無理して上げてもあまり意味はない(過去の試験で実証済み)。

Kinect_01

下から首の皮膚が、顎の内側に入り込み、顎に小さな穴を開け貫通している・・・


 
痛々しい・・・Kinectスキャンはこういった箇所の修正作業が要となってくる。
 
Kinect_03

肩に小さな穴が開いていたのだが、その断面を見ると内部はアリの巣のように広がっていた(画面右側が内部)

Kinect_04

胴体全体が厚みを持っている、面倒だがこれは内面を削除し蓋をしなければならない。
また、液体が飛び散ったようなバリも取り除く必要がある


 
現状、データとして困った状態のスキャンデータ、ZBrushでは修正しにくいのでSoftimageにデータを移行し修正をおこなっていくことにする。
 
SI_01

低いクオリティーのくせに無駄にデータは重い、部分的に切り出し深く開いた穴を消去し塞いでいく。
今作業しているのは肘の陥没し深く穴の開いてしまっている箇所


 
この他のアリの巣のような内部で広がっている穴や胴体の内面も削除し適当に塞いでおく。
※塞ぐ作業はZBrushでやった方が簡単かもしれない。
 
ZBrush_01

先程Softimageで修正した箇所をZBrushに移行し形状を整える。
上画面は先程の肘部分、欠損していた形状はスカルプトで再建した

ZBrush_02

ZBrushによるスカルプトで適度に形状が整った状態


 
今回のスキャニング時、髪の毛は後で厄介なことになるためオールバックとしている。
※後々別アプリ等でHairを使用する場合にも前髪はかき上げておくのが良策。
 
ZBrush_03

ZBrush上で帽子と椅子の背もたれを作成。メガネはSoftimageで作成をした物を持ってきた

ZBrush_04

テクスチャーはiPhon5Sで撮影したものをZBrushのスポットライトでペイントした


 
ここまでの作業は2日間程度。
現状のKinectではこれが限界かな、、、XboxOneに同梱される新型Kinectなら性能が高いらしいからもっと精度のあるスキャニングが可能になると思うのだが・・・
 
 
 

告知バナーGifバージョン(10sec,8fps)

 

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